環境への負荷低減と、持続可能な循環社会の構築は地球環境を共有している世界中の各企業並びに個々人として当然の義務であり、日本では｢循環型社会形成推進基本法｣が制定されており、廃棄物の発生抑制[リデュース]を最優先に、再使用[リユース]、再生利用[マテリアルリサイクル]、熱回収[サーマルリサイクル]、適正処分、と処理の優先順位が法定化されています。 21世紀の廃棄物処理は、拡大生産者責任及び拡大排出者責任により、リサイクル効果、不法処理等のリスク回避、適正コストの三要素を各企業それぞれ個別的な目的に合わせてベストミックスし、独自の処理体系と管理体制を持つ事が重要です。そして、処理体系と管理体制のプランニングからクリアランスな実務の遂行が、緊密なパートナーであるべき私ども廃棄物処理業界の責任であり、その中でのクオリティの高さ、オリジナリティで競争し業界全体の切磋琢磨を止むことなく、信頼の獲得と社会的地位の向上を目指さなくてはなりません。 日高工業株式会社の事業展開におきましては、常に｢お客様を満足させる｣という考え方を念頭に、プランニングから委託された廃棄物の処理を通じ、全てのお客様にその目的に合わせた個別的な配慮と特別なサービスを提供する事で確かなるロイヤルティの獲得に努めています。個々のお客様を良く知り、より深く理解する事に努める事で、サービス、信頼性、倫理性、雰囲気の点でお客様の期待を上回り、口に出さない期待やご要望をも満足させたいと考えています。日々同じような仕事を繰り返していたとしても、「これ以上の仕事は無理」と思えるくらい、工夫をこらし続け本当の「プロ」としてお客様に感動を与えたいと考えています。 知恵は無限です。「これ以上は無理」な仕事をさらに磨きあげる、そんな仕事を追求し続けて参ります。 どうぞ、皆様からのご支援、ご愛顧を賜ります様、切に申し上げる次第です。 日高工業株式会社 代表取締役　高橋　健